代ゼミサテライン予備校Ishin奄美校

一日の終わりに、予備校のエピソードを綴る「夜蝉日記」。

今日は複数の生徒と志望校について話をしました。僕自身が地方国立大学の出身で長く東京で働いていた経験から、東京以外の大学に進学するメリットを話しました。いずれ就職するときには東京に行く可能性が高いならば、大学は地方が良いのではないかと。高校生ではなく、大学生という一歩進んだ視点で地方から日本を考えて欲しいからです。こういう複眼的な視点を持っていると社会人になってからきっと役に立つ、という経験からです。
皆さんに考えて欲しいのは国の成り立ちについてです。今現在、日本という国はどうやって運営されているのか、ということを真剣に考えて欲しいと思います。食は、安全はどうやって確保されているのかについてです。国はこれだけで成立するわけではありませんが、まず身近なこの二つの問題から考えてください。
そのために必要だと思うのが地方からの視点です。皆が皆、東京視点で考えるようになったとしたら日本はどうなってしまうでしょう。ここであえて僕の考えは示しませんが、高校卒業時点で皆さんすべてが選挙権を持っているはずです。そろそろ大人の立場で物事を考えて欲しい、まして大学生ならば、というオッサンの願いでした。
それはさておき、Ｒ君が地域性について質問してくれました。曰く「あの地域は指定暴力団があるから危ないのではないのか」などなど。確かに指定暴力団はありますが普通に生活している限り危ないことはありません。大丈夫です。但し、イラんことを考えている人はこの限りではありませんが…