代ゼミサテライン予備校Ishin奄美校

古今亭志ん生が残した

　「他人の芸を見て、あいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。
　同じくらいだなと思ったら、かなり上。
　うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行っているもんだ。」

という言葉があります。



人が自分のことを甘く評価しがちなのをいましめた言葉ですが、
私がこれまで様々な方といろいろな仕事をご一緒してきた経験から実際その通りだと思います。

大学受験でも自分の能力を正しく評価することは大事ですし、
志望校を決めるにあたっても必要なことです。
しかし、資格試験と違って大学受験では、順番が決められます。
普段どんなによい成績を収めていても本番で失敗することはありえます。
他の受験生がもっと頑張っていたってことですね。（もちろん運もありますが）

じゃあどうすればいいのさということになりますが、
昨日よりも今日、今日よりも明日とできることを積み上げていくしかありません。
そのうえで自分を過信せず、目標に向かって努力するしかないんです。

努力する力（努力力？）というものがあります。
努力という言葉にはつらい、苦しいというよろしくないイメージが張り付いていますが、
普通に努力している人はつらいって感じていないのではないでしょうか。
むしろ楽しんでいるようにみえます。
楽しいことは続けられるんです。

つまり、軽々と努力を続けるには
つらいって思えるものを楽しいものに変えればいいということになります。
例えば国語で人物が出てきたら好きな人の名前に変えてみるとか、
歴史上の人物を身近な人を配役として動かしてみるとか、
あるいは大学生レベルの本をめくってみてモチベーションを上げるとか、
ちょっとした工夫をして楽しく努力しましょう。

ところでセンター試験まであと何日？



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