自分との約束も破ってしまうと、受験勉強なんて続けられません(スタッフの受験話⑥)
こんにちは、予備校の星野です。
群馬の高崎に進学した卒業生からダルマを送ってもらいました。
センターまで残り178日。
区切りは特によくないですが、いよいよ片目を入れて、受験生のみんなを見守ってもらうことにしました。
前回、受験時にもう少しこうすればよかった、ということを書きました。
今回は受験話の締めに「自分が受験時にできていたことは?」をまとめておこうかと。
これができればみな合格するわけではないと思いますが、参考になればいいな、と思います。
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【受験時にこれはできていたな、と思うこと】
◎とにかく問題を解く
極端な言い方をすれば、正確に理解していなくても、誰かにわかりやすく説明できなくてもいい。
志望している大学に入学するための障壁となる入試問題で点が取れればいい。
そのためには、志望大学の過去問を解きまくることが必須です。
で、間違えたところを徹底的に抑える。
それでも何度も間違えるところはノートにまとめて毎日見る。
◎暗記物は100%覚えていなければ意味がない
これも極端な話ですが、覚えなきゃいけないものは、100%覚えておかないと確実な点にならない。
知っているところだけを問われる問題が、都合よく毎回出たりはしない。
単語帳を覚えるなら最初から最後まで全部100%覚える。
問題集に手を付けるなら、全問正解できるまで、何度も繰り返す。
100%にして初めて、「これをやった」と言える。
50%とか80%のうちは「まだできていない」、です。
◎メシ抜いても、寝ぐせついてても、予習はする
ノー準備で授業には出ない。予習ナシの授業は価値が半分以下に落ちると思う。
予習タイミングで問題を解こうとすると、知識がない分超集中できるんです。
答えの根拠も自分なりに考えて、それが正しかったかどうかを授業で確認できる。
先に答えを聞いちゃってから自分の考えを持とうっていうのは、なかなか難しいと思わない?
学ぶ、というよりも問題を解くための自分の力をつけていく、というスタンス。
ニュアンスわかるかな。筋トレじゃなくてリアルファイトを毎回する。
その後、どこが悪かったか、どれはできる様になっているか、を振り返る。←これが授業ね。
そんな授業の使い方をしてみたらどうでしょう。
◎毎晩妄想しながら勉強する
「もしこの大学合格したらウヘヘ…」という妄想をしながらなら、眠気に打ち勝って勉強できる。
だから志望大学の情報はたくさん持っていた方がいい。妄想が捗る(はかどる)。
合格後に後輩に偉そうに話しているシーンを思い浮かべるのでもいい。
「ボクの合格の秘訣はネ、単語帳を100%にすることと…」みたいなシーンを妄想する。
また、「なんでこんなに勉強しなきゃいけないのだ!俺は眠りたいのだ!!受験は理不尽だ!」的な衝動ってよく来ると思うんです。
そういうことにならない様に、頭のなかは常に妄想でいっぱいにしておく。
受験勉強は長いので、変な躓きをしないために、日常的な妄想を、です。
◎ギリギリラインで勝負できる友人をつくる
モチベーションが同じくらいの友人を探して、一緒に定期ノルマをつくる。
毎日英単語200個覚えるでも、数学の問題を30題解いてきてノートを見せる、でもOK。
ただし、片方がやってこなかったら徹底的に詰める。キツ目の「罰則をつくっておいてもよい。
そもそも、先生からの宿題は平気で忘れても、友人との約束は破りにくいもの。信頼なくなるのつらいしね。
常に比較して自分の努力量を測れる対象ができると、踏ん張りがききやすくなる。
マリオカートのゴーストモードみたいなものです。
一人だけでは、限界値ってみえないものなんです。
◎簡単な日記をつける
将来に向けて、自分はどうなりたいのかを大真面目に書くんです。
友達とか家族に話すのは恥ずかしいので、自分だけに向けて書く。
普段頭の中で思っていることでも、口に出したり字に書いたりすると、
一気にエネルギーを持ち始めたりするものです。
自分でも今のゴールが明確になり、行動に迷いがなくなっていく。
たとえば、「DUOのセクション10までは今月中に100%覚える!」とか、勉強のことでも。
「1年後には可愛い彼女と代官山で古着や巡りデートをする!」とか遠めの希望でも。
毎日続けることで、自分との約束を意識しやすくなります。
自分との約束も破ってしまうと、受験勉強なんて続けられませんから、少しずつでも続ける。
ダイエットみたいなもんですね。
◎プレッシャーをかけてこない家庭環境
これは自分が意識してできたわけではないのですが…。
うちの家庭は「あんた勉強したの??!!」的なプレッシャーは一切なかったのです。
なので家に帰ればリラックスモードに入れる。
とはいえ、翌日までにしなきゃいけないと自分で決めてたことはやるのですが。
家の外と中でメリハリがつけられていたというのはよかったな、と。
今の年になって思うのは、自分と他者とでOKラインて全然違うものだな、ということ。
なので、親から見れば、こどもたちがどれだけ勉強していても心配になるものだろうな、と。
端から見ている限り常に不安。声をかけ始めたら終わりがない。
本来リラックスできるべき居場所の家でも詰められてたら、精神持たなかっただろうな、と思います。
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以上、こんなもんでしょうか?
うまくまとまっていない気もしますが…。
自分の場合は一人でやっていたからか、根性論に傾いて見えるところもありますね。
受験をよく知っている人に相談できていれば、もう少し効率的なコツも出てきたのでしょう。
今予備校に通える方は、経験者としてもう少し効率を考えた勉強計画を考えられると思います。
何か不安なことがあるときには、一度ご相談に来てくださいね。
お待ちしています。
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群馬の高崎に進学した卒業生からダルマを送ってもらいました。
センターまで残り178日。
区切りは特によくないですが、いよいよ片目を入れて、受験生のみんなを見守ってもらうことにしました。
前回、受験時にもう少しこうすればよかった、ということを書きました。
今回は受験話の締めに「自分が受験時にできていたことは?」をまとめておこうかと。
これができればみな合格するわけではないと思いますが、参考になればいいな、と思います。
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【受験時にこれはできていたな、と思うこと】
◎とにかく問題を解く
極端な言い方をすれば、正確に理解していなくても、誰かにわかりやすく説明できなくてもいい。
志望している大学に入学するための障壁となる入試問題で点が取れればいい。
そのためには、志望大学の過去問を解きまくることが必須です。
で、間違えたところを徹底的に抑える。
それでも何度も間違えるところはノートにまとめて毎日見る。
◎暗記物は100%覚えていなければ意味がない
これも極端な話ですが、覚えなきゃいけないものは、100%覚えておかないと確実な点にならない。
知っているところだけを問われる問題が、都合よく毎回出たりはしない。
単語帳を覚えるなら最初から最後まで全部100%覚える。
問題集に手を付けるなら、全問正解できるまで、何度も繰り返す。
100%にして初めて、「これをやった」と言える。
50%とか80%のうちは「まだできていない」、です。
◎メシ抜いても、寝ぐせついてても、予習はする
ノー準備で授業には出ない。予習ナシの授業は価値が半分以下に落ちると思う。
予習タイミングで問題を解こうとすると、知識がない分超集中できるんです。
答えの根拠も自分なりに考えて、それが正しかったかどうかを授業で確認できる。
先に答えを聞いちゃってから自分の考えを持とうっていうのは、なかなか難しいと思わない?
学ぶ、というよりも問題を解くための自分の力をつけていく、というスタンス。
ニュアンスわかるかな。筋トレじゃなくてリアルファイトを毎回する。
その後、どこが悪かったか、どれはできる様になっているか、を振り返る。←これが授業ね。
そんな授業の使い方をしてみたらどうでしょう。
◎毎晩妄想しながら勉強する
「もしこの大学合格したらウヘヘ…」という妄想をしながらなら、眠気に打ち勝って勉強できる。
だから志望大学の情報はたくさん持っていた方がいい。妄想が捗る(はかどる)。
合格後に後輩に偉そうに話しているシーンを思い浮かべるのでもいい。
「ボクの合格の秘訣はネ、単語帳を100%にすることと…」みたいなシーンを妄想する。
また、「なんでこんなに勉強しなきゃいけないのだ!俺は眠りたいのだ!!受験は理不尽だ!」的な衝動ってよく来ると思うんです。
そういうことにならない様に、頭のなかは常に妄想でいっぱいにしておく。
受験勉強は長いので、変な躓きをしないために、日常的な妄想を、です。
◎ギリギリラインで勝負できる友人をつくる
モチベーションが同じくらいの友人を探して、一緒に定期ノルマをつくる。
毎日英単語200個覚えるでも、数学の問題を30題解いてきてノートを見せる、でもOK。
ただし、片方がやってこなかったら徹底的に詰める。キツ目の「罰則をつくっておいてもよい。
そもそも、先生からの宿題は平気で忘れても、友人との約束は破りにくいもの。信頼なくなるのつらいしね。
常に比較して自分の努力量を測れる対象ができると、踏ん張りがききやすくなる。
マリオカートのゴーストモードみたいなものです。
一人だけでは、限界値ってみえないものなんです。
◎簡単な日記をつける
将来に向けて、自分はどうなりたいのかを大真面目に書くんです。
友達とか家族に話すのは恥ずかしいので、自分だけに向けて書く。
普段頭の中で思っていることでも、口に出したり字に書いたりすると、
一気にエネルギーを持ち始めたりするものです。
自分でも今のゴールが明確になり、行動に迷いがなくなっていく。
たとえば、「DUOのセクション10までは今月中に100%覚える!」とか、勉強のことでも。
「1年後には可愛い彼女と代官山で古着や巡りデートをする!」とか遠めの希望でも。
毎日続けることで、自分との約束を意識しやすくなります。
自分との約束も破ってしまうと、受験勉強なんて続けられませんから、少しずつでも続ける。
ダイエットみたいなもんですね。
◎プレッシャーをかけてこない家庭環境
これは自分が意識してできたわけではないのですが…。
うちの家庭は「あんた勉強したの??!!」的なプレッシャーは一切なかったのです。
なので家に帰ればリラックスモードに入れる。
とはいえ、翌日までにしなきゃいけないと自分で決めてたことはやるのですが。
家の外と中でメリハリがつけられていたというのはよかったな、と。
今の年になって思うのは、自分と他者とでOKラインて全然違うものだな、ということ。
なので、親から見れば、こどもたちがどれだけ勉強していても心配になるものだろうな、と。
端から見ている限り常に不安。声をかけ始めたら終わりがない。
本来リラックスできるべき居場所の家でも詰められてたら、精神持たなかっただろうな、と思います。
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以上、こんなもんでしょうか?
うまくまとまっていない気もしますが…。
自分の場合は一人でやっていたからか、根性論に傾いて見えるところもありますね。
受験をよく知っている人に相談できていれば、もう少し効率的なコツも出てきたのでしょう。
今予備校に通える方は、経験者としてもう少し効率を考えた勉強計画を考えられると思います。
何か不安なことがあるときには、一度ご相談に来てくださいね。
お待ちしています。
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