代ゼミサテライン予備校Ishin奄美校

こんにちは。
Ishin奄美校スタッフの田中です。

先日、ある集まりがあったのですが、そこで子供の進路の話になりました。

自分のやりたい仕事をいつ決めたか、という話になったのですが、そこにいる多くの人が未だに人生迷子だと言っていました。




いろんなことやってみて、気がついたら今に流れ着いていたという人が多かったです。
私もそうです。


この記事を見ている皆さんはどうでしょうか。

やりたいことを仕事にしていて、この先の道筋も見えていますでしょうか。

高校生の頃からやりたいこと一筋で来ていますか？


多くの人は首をかしげるのではないでしょうか。


しかし、我々大人は18歳の高校生に対して「進路を決めなさい。」と言う。

無理のある話だな、と思います。


18歳なんて、やりたことが分からなくて当然です。

自分の能力も分からない、好きなことも分からないし、どんな仕事があるかも分からない。


高校生の頃、どうだったでしょうか。
進路や職業を選ぶということは、その後の人生全てをこの瞬間に決めてしまわないといけないような気がしませんでしたか。


今思えば、全然そんなことはありません。

大学に入り、いろんな人と出会い、経験して、社会人になる。
会社に入ったら一生が決まるかと思っていたら、流れ着いて奄美大島にいます。


こんなことになるなんて、高校生の自分はまったく予想していませんでした。


世界を知れば選択肢が増えます。

可能性も出て来ます。


やりたいことが分からないなんて、おかしいことじゃありません。当然です。

大事なのは、自分なりにもがき、挑戦し、試しながら自分なりの幸せを見つけることだと思います。

そのために島を出て、大学に行くのはとてもいいことだと思っています。


進路について悩んでいる高校生の皆さん、「親のために」とか「島のために」とかあまり考えなくていいと思います。

自分のために、自分が幸せになれると思う道を選んでください。

それがきっと、巡り巡って島のためになるんです。