代ゼミサテライン予備校Ishin奄美校

こんにちは。
Ishin奄美校スタッフの田中です。

「この問題集やったらセンター何点くらい取れますか？」

最近、こんな質問をよく生徒から受けます。


確かに問題集を選ぶときに、それをやったらどのくらいのレベルまで達するのかは気になると思います。

しかし、この質問にはあえてこのように答えています。


「どれも同じだし、ちゃんとやれば満点取れるようになる。」

今回は、なぜそのように伝えるのか。その理由をお伝えします。




確かに問題集によっては、入門編、基礎編、応用編など分かれているものがあります。

東京大学、早稲田大学に行きたいのに入門編ばかりやっていては合格レベルに達しないでしょう。


ですが、どの問題集を使うかより大事なのは、どのように問題集を使うかです。

たとえば、ひとつの問題集を1回やっただけで満足し、解答を見てなんとなく理解した気になったのでは全く知識は定着しません。


ひとつの問題集を完璧にする

これはよく、受験生へのアドバイスで見ることですが、完璧とはどういうことでしょう。


分からないところがあれば、教科書を見て復習し、分からない単語があれば辞書で調べ、単語帳に書き写す。
覚えていない公式があれば教科書で振り返り、その公式を使った例題を解き直す。

間違ったところにはチェックを入れて、何度も何度も繰り返す。
最低でも3回は問題集をやり、どの問題も考えるヒマもなく即答できる。

このくらいやれば完璧にできたと言えます。


一冊の問題集をここまでやり切れば、きっと成績は大きく上がっているでしょう。

しかし、多くの受験生は一回やれば満足して次の応用編の問題集に手を出してしまいます。


世に出ている問題集は、どれも受験に必要な知識を分かりやすくまとめて載せてくれています。

10伝えてくれる問題集から、4か5しか吸収しないのか、
10吸収し、さらに11、12と発展させていくかは自分のやり方次第なのです。


もちろん、問題集一冊やれば大丈夫ということはありません。

その一冊をやるときも、必ず教科書や辞書、他の参考書や問題集も併用して進めます。


このようなやり方が身についていれば、学校で配られた問題集をやりこむだけでもきっとセンター試験は7割以上取れるでしょう。

解説が詳しい問題集、解説は少ないが問題数が多いものなど、確かに問題集によって特色はあります。

ただ、そこは自分との相性なので、最後は自分で選ぶしかありません。


もし、問題集選びに迷っている人がいれば、LINE＠でもご相談に乗れます。

何度も言うようですが、問題集は一回やって終わりにはしないでください。
何度も何度もやりこみ、そこから得られる知識を最大限得ようとする勉強方法が大事です。


これから夏に向けて、受験勉強頑張ってくださいね！


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