受験徒然 2019年11月
2019年11月1日になりました。
今年も残すところ2カ月です。
今日は特にテーマを設けずにつらつらと書いてみようかと思います。
ところで、2018年の3月から予備校に通っている生徒がいます。
今日、彼と話していてこの1年半ほどを振り返ってもらいました。
元々勉強はできる子でした。
でも、模試などで自頭のよいライバルに負けている状態が悔しかったそう。
大学は目指しているところがあり、家庭の状況的にも失敗はできなかった。
そんなときに予備校に通い始めた彼。
それまでの生活と比較して、何か変わったか聞いてみました。

だそうです。
彼の場合、平日は必ず予備校に来ていました。
一度家に帰り、着替えてご飯を食べてくることも多く、
時にはそのまま寝てしまいお母さんに起こされて追い出されて、
閉校10分前にぶしぶ来校する日もありました。
そんな日はありつつも、ほぼ毎日予備校に通い続けました。
夜は寝る前に教科書を見るなど、必ず何かしらの復習をしているそうです。
今では、センター試験型の模試でも高得点を安定して取れるようになりました。
今日、彼と話していて感じたことがあります。
私たちは予備校を運営していますが、知識を分かりやすく伝えること以上に、
通ううちに生活習慣の変化を起こせるかどうかが大切なんだろう、と。
当然以前から理解していたことではありましたが、改めて思い知らされた感じがあります。
では、件の彼はなぜそうした変化を起こせたのかを考えると、
本人が元々持っていた美意識が要因としては大きいように思います。
冒頭にあった、「ライバルに負けたくない」という気持ちですね。
こうした意識は、個人差にもよりますが生育環境によって影響を受けるとされています。
普段一緒に生活をする家族や親しい友人、学校の仲間などの意識と無意識のうちに揃ってくる。
その点、自力での大学進学への本気度の高い生徒が集まる予備校という環境は、悪くない。
特に彼の場合は1年生の冬から通い始めたわけですから、
先輩受験生の姿を間近に見れている、というところで刺激はあったのかもしれません。
さらに私たちの予備校の場合、夏や冬の長期休暇には過去の卒業生達やインターンなど、
現役の大学生達が遊びに帰ってくる点もプラスに働いた可能性もあります。
普段、できる限り彼らの生活を変えようと工夫しながら指導を続けていますが、
もしかすると現役の大学生とのふれあいポイントを多く設けるなど、
生徒達が刺激を受ける環境を整えた方が学習面での効果は高いのかもしれません。
-----------------------------------
LINE@はじめました!
受験や勉強に関する質問を受け付けています。

twitterもやってます、見てね!

奄美市ランキング
今年も残すところ2カ月です。
今日は特にテーマを設けずにつらつらと書いてみようかと思います。
ところで、2018年の3月から予備校に通っている生徒がいます。
今日、彼と話していてこの1年半ほどを振り返ってもらいました。
元々勉強はできる子でした。
でも、模試などで自頭のよいライバルに負けている状態が悔しかったそう。
大学は目指しているところがあり、家庭の状況的にも失敗はできなかった。
そんなときに予備校に通い始めた彼。
それまでの生活と比較して、何か変わったか聞いてみました。
1日の中で、ダラーっとする時間がゼロになりました。

だそうです。
彼の場合、平日は必ず予備校に来ていました。
一度家に帰り、着替えてご飯を食べてくることも多く、
時にはそのまま寝てしまいお母さんに起こされて追い出されて、
閉校10分前にぶしぶ来校する日もありました。
そんな日はありつつも、ほぼ毎日予備校に通い続けました。
夜は寝る前に教科書を見るなど、必ず何かしらの復習をしているそうです。
今では、センター試験型の模試でも高得点を安定して取れるようになりました。
今日、彼と話していて感じたことがあります。
私たちは予備校を運営していますが、知識を分かりやすく伝えること以上に、
通ううちに生活習慣の変化を起こせるかどうかが大切なんだろう、と。
当然以前から理解していたことではありましたが、改めて思い知らされた感じがあります。
では、件の彼はなぜそうした変化を起こせたのかを考えると、
本人が元々持っていた美意識が要因としては大きいように思います。
冒頭にあった、「ライバルに負けたくない」という気持ちですね。
こうした意識は、個人差にもよりますが生育環境によって影響を受けるとされています。
普段一緒に生活をする家族や親しい友人、学校の仲間などの意識と無意識のうちに揃ってくる。
その点、自力での大学進学への本気度の高い生徒が集まる予備校という環境は、悪くない。
特に彼の場合は1年生の冬から通い始めたわけですから、
先輩受験生の姿を間近に見れている、というところで刺激はあったのかもしれません。
さらに私たちの予備校の場合、夏や冬の長期休暇には過去の卒業生達やインターンなど、
現役の大学生達が遊びに帰ってくる点もプラスに働いた可能性もあります。
普段、できる限り彼らの生活を変えようと工夫しながら指導を続けていますが、
もしかすると現役の大学生とのふれあいポイントを多く設けるなど、
生徒達が刺激を受ける環境を整えた方が学習面での効果は高いのかもしれません。
-----------------------------------
LINE@はじめました!
受験や勉強に関する質問を受け付けています。

twitterもやってます、見てね!

奄美市ランキング