代ゼミサテライン予備校Ishin奄美校

こんにちは。
Ishin奄美校スタッフの田中です。

今日は数学のお話です。

センター試験の対策に取り組むみなさんのために、基礎の復習です。
当日で焦って迷ってしまったときは、この話を思い出してくださいね！



センター数学1Aで必要十分条件の話ができてます。

この問題、どっちが必要条件でどっちが十分条件か分からなくなるときありませんか？

私も現役時代「どっちだっけ？」と混乱することがよくありました・・・


そんな人におさらいです！

必要十分条件の覚え方は・・・


条件が大きい方が必要条件

条件が小さい方が十分条件

です！！！


どういうことか。具体例で説明しますね。


たとえば、

A：私は日本に住んでいます

B：私は奄美大島に住んでいます

どちらの方が条件が大きいですか？


日本の方が大きいですよね。

このとき、AはBにとっての必要条件で、BはAにとっての十分条件となります。

日本に住んでいる人は、奄美大島に住んでいる可能性があります。
でも、他の可能性もありますよね。東京に住んでいる場合もあるし、大阪の場合もある。

つまり「日本に住む」方が条件が大きくなります。

「奄美大島に住んでいる」というBの条件を満たすためには、少なくとも日本に住んでいる『必要』があります。

なので必要条件。


逆に考えてみましょう。

奄美大島に住んでいるなら、その人は必ず日本に住んでいますよね。

「奄美大島に住んでいる」というBの条件を満たせば、日本に住んでいる条件を満たすために『十分』なのです。

なので十分条件。


このように、範囲が大きい方が必要条件、小さい方が十分条件なのです。


実際の数学の問題で考えてみましょう。

A：　x = 1

B：　x^2 = 1　（xの2乗が1）

Bはつまり、x = ±1 となります。

Aは、x = 1
Bは、x = 1 or -1

どちらの方が範囲が広いですか？


より可能性が広いBの方が広いですよね。

つまりこの場合、

BはAにとっての必要条件ではあるが、十分条件ではない
AはBにとっての十分条件ではあるが、必要条件ではない

となります。


理解できましたでしょうか。

最後にもう一度おさらいです。

範囲が大きい方が必要条件、小さい方が十分条件です。


ちなみに、この内容は数学の夏期講習の一部です。

センター直前になり、この教科だけ対策したい！なんて人も多いと思います。

Ishin奄美校では直前の対策のために夏期講習や冬期講習だけの受講も可能です。
お気軽にご相談くださいね！


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