最後の足掻きで得て欲しいのは、ラッキーな得点ではありません
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
予備校は本日からスタートです。
年末年始、それぞれが立てた目標は完遂できましたか?
最終日に来てくれた生徒には、口頭で6日間の間に何をするかを話してもらっていました。
6日間のフリータイム、有意義に使えていて欲しいものです。
結局は自分が自分をコントロールできるかどうかですからね。期待しています。
さて、センター試験直前期の今どんな勉強をしていますか?
基本は過去問の演習になるかと思います。
インプットはほぼ終えている時期ですので、演習を通して不完全な分野を探す。
その分野を改めて抑えなおし、100%に近づけていく。
それがこの時期に行うべき勉強、のはずです。
あとは体調を崩さないように規則正しい生活を心がける。
また、本番に備えて朝方の生活に整えていく、なども大切です。
今からセンター試験に向けて行うべきことは、
これまで取れなかった点数をプラスするための努力ではなく、
取れるはずの点数をマイナスしないための準備、だと心に留めておいてください。
…とはいえ、本格的な勉強の開始が遅かった方もいるでしょう。
そんな方々はどう足掻けばいいか、も少し話しておこうと思います。
センター試験は高校で習うべき勉強範囲の中から、万遍なく出されます。
また、その範囲は2週間ほどの勉強で網羅できるボリュームではありません。
まずはその認識をきちんと持ってください。
他の受験生たちが高校1年生からの3年間、
もしかしたら中学1年生から6年間コツコツと積み上げてきた勉強量に、
たった2週間で肩を並べようとは思わないことです。
まずはこの認識を持ってもらうことが何よりも肝心。
要は、余裕なんかない、ということ。崖っぷちです。
…というか、ほぼ身体は崖より下にあり、ぎりぎり片手だけでつかまっている状態です。
そこからの巻き返しを図ろうというのですから、
せめて残りの時間は誰にも負けない集中力と勉強量を覚悟してください。
その上での勉強の方法ですが、
一点集中、コレです。
全範囲をまんべんなく表面だけ触ってみるだけでは、センター試験での得点は見込めません。
うまく作られているんです。
大切なのは、ある程度の傾向にしたがって、重点分野を100%にしていくことに徹底すること。
明確な傾向というのはセンター試験では出しにくいのですが、
あえて例を出すと、
日本史なら近代史だけ徹底して理解して覚えること。
英語なら、分詞と熟語だけ徹底して100%にすること。
国語なら古文の単語と文法、古文常識。
数学ならベクトルと数列でしょうか。
物理でいえば力学と電磁気。
(あくまでも、あえて挙げた例です)
肝心なのは、全分野30%くらいのなぞり方をしないようにすること。
全分野ではまく、どこか重点分野を決めて、その分野を100%にする勢いでインプットすること。
上手くインプットが終われば、その分野のアウトプットまでたどり着きたい。
そこまで行ってはじめてセンター試験での得点が取れると思ってください。
おそらく、ヤマを張ることになります。
せっかく勉強した分野が、実際の試験問題に出てこないかもしれません。
そのときは、コレを思い出してください。
ただ、できればその後こう考えられるレベルになって欲しい。
結局、受験勉強を通して身に付けてもらいたいのは知識じゃありません。
努力した分だけ、自分が継続して積み重ねた分だけ、自分のできることが増えるという経験知です。
それを得ずに終えた受験生生活の価値は、個人的にはそれほどないと思っています。
最後の足掻きで得て欲しいのは、ラッキーな得点ではなく、
自分の努力で何かを身に付ける経験です。
だから、今からできることを探している人は、徹底的に勉強する2週間を過ごしてみてください。
他の受験生が3年から6年かけて準備してきた範囲を、2週間で対応するのですから、全範囲を抑えるのはもちろん無理な話です。
経験知を実感できる範囲に勉強分野を絞ることが大切です。
見事経験知を得られたらおめでとうございます。
次に来る勝負のタイミングでは、今回の経験を生かして十分に準備期間を取ってくださいね。
あ、もちろん!!
インプットをきちんと終えて演習工程中の皆さんは、
精度を上げるこの2週間を無駄なく、無理なくお過ごしください!!
悔いのない日を過ごしていきましょう!
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受験や勉強に関する質問を受け付けています。
twitterもやってます、見てね!
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本年も宜しくお願いします。
予備校は本日からスタートです。
年末年始、それぞれが立てた目標は完遂できましたか?
最終日に来てくれた生徒には、口頭で6日間の間に何をするかを話してもらっていました。
6日間のフリータイム、有意義に使えていて欲しいものです。
結局は自分が自分をコントロールできるかどうかですからね。期待しています。
さて、センター試験直前期の今どんな勉強をしていますか?
基本は過去問の演習になるかと思います。
インプットはほぼ終えている時期ですので、演習を通して不完全な分野を探す。
その分野を改めて抑えなおし、100%に近づけていく。
それがこの時期に行うべき勉強、のはずです。
あとは体調を崩さないように規則正しい生活を心がける。
また、本番に備えて朝方の生活に整えていく、なども大切です。
今からセンター試験に向けて行うべきことは、
これまで取れなかった点数をプラスするための努力ではなく、
取れるはずの点数をマイナスしないための準備、だと心に留めておいてください。
…とはいえ、本格的な勉強の開始が遅かった方もいるでしょう。
そんな方々はどう足掻けばいいか、も少し話しておこうと思います。
センター試験は高校で習うべき勉強範囲の中から、万遍なく出されます。
また、その範囲は2週間ほどの勉強で網羅できるボリュームではありません。
まずはその認識をきちんと持ってください。
他の受験生たちが高校1年生からの3年間、
もしかしたら中学1年生から6年間コツコツと積み上げてきた勉強量に、
たった2週間で肩を並べようとは思わないことです。
「自分は始める時期が致命的に遅かったんだな」
まずはこの認識を持ってもらうことが何よりも肝心。
要は、余裕なんかない、ということ。崖っぷちです。
…というか、ほぼ身体は崖より下にあり、ぎりぎり片手だけでつかまっている状態です。
そこからの巻き返しを図ろうというのですから、
せめて残りの時間は誰にも負けない集中力と勉強量を覚悟してください。
その上での勉強の方法ですが、
一点集中、コレです。
全範囲をまんべんなく表面だけ触ってみるだけでは、センター試験での得点は見込めません。
うまく作られているんです。
大切なのは、ある程度の傾向にしたがって、重点分野を100%にしていくことに徹底すること。
明確な傾向というのはセンター試験では出しにくいのですが、
あえて例を出すと、
日本史なら近代史だけ徹底して理解して覚えること。
英語なら、分詞と熟語だけ徹底して100%にすること。
国語なら古文の単語と文法、古文常識。
数学ならベクトルと数列でしょうか。
物理でいえば力学と電磁気。
(あくまでも、あえて挙げた例です)
肝心なのは、全分野30%くらいのなぞり方をしないようにすること。
全分野ではまく、どこか重点分野を決めて、その分野を100%にする勢いでインプットすること。
上手くインプットが終われば、その分野のアウトプットまでたどり着きたい。
そこまで行ってはじめてセンター試験での得点が取れると思ってください。
おそらく、ヤマを張ることになります。
せっかく勉強した分野が、実際の試験問題に出てこないかもしれません。
そのときは、コレを思い出してください。
「自分は始める時期が致命的に遅かったんだな」
ただ、できればその後こう考えられるレベルになって欲しい。
「…とはいえ、最後の2週間で勉強した分野では誰にも負けない」
結局、受験勉強を通して身に付けてもらいたいのは知識じゃありません。
努力した分だけ、自分が継続して積み重ねた分だけ、自分のできることが増えるという経験知です。
それを得ずに終えた受験生生活の価値は、個人的にはそれほどないと思っています。
最後の足掻きで得て欲しいのは、ラッキーな得点ではなく、
自分の努力で何かを身に付ける経験です。
だから、今からできることを探している人は、徹底的に勉強する2週間を過ごしてみてください。
他の受験生が3年から6年かけて準備してきた範囲を、2週間で対応するのですから、全範囲を抑えるのはもちろん無理な話です。
経験知を実感できる範囲に勉強分野を絞ることが大切です。
見事経験知を得られたらおめでとうございます。
次に来る勝負のタイミングでは、今回の経験を生かして十分に準備期間を取ってくださいね。
あ、もちろん!!
インプットをきちんと終えて演習工程中の皆さんは、
精度を上げるこの2週間を無駄なく、無理なくお過ごしください!!
悔いのない日を過ごしていきましょう!
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